最近あまり羊毛もはかどっておらず動画も作っていないので、このダブル戦術の記述も第3回目になりました。
今日は割と最近改良加え直したパワーシェアを使った戦術です、まずはその効果から

超能力で 自分と 相手の 攻撃と 特攻を たして 半分に わける。

すなわち攻撃や特攻の低いポケモンで使えばより相手の火力を削ぐことができ、自らの攻撃を底上げできるという攻防一体の技です。
主にはツボツボが相手に使うと効果的で一般的な使い方だと思います。

しかしそこには問題点もあります、まず相手が攻撃力が低いポケモンだと火力が安定しません、そしてツボツボは挑発も貰いやすくメンタルハーブ以外のものが持たせにくくなります。
そこで考えました、ツボツボがパワーシェアをするのではなくツボツボにパワーシェアをすれば火力も安定して、持ち物や技スぺに余裕もでき挑発で詰まないアタッカーとしての運用ができるのではないかと。
それではポケモンのご紹介です、まずは主役から

ツボツボＨＢわんぱく＠食べ残し｜岩雪崩　ジャイロボール　まとわりつく　まもる
　　　　　　　　　　　　　↓　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　カゴの実　ストーンエッジ　　　　　　　　　　　虫の抵抗→眠る

ラティオスＨＳようき＠メガ石｜パワーシェア　癒しの波動　置き土産　すなあらし

ツボツボは攻撃面はどのみち÷2に近いことをするので攻撃より防御に振りました、なによりメインなのでやられると困るというかほぼ負けになります。
ラティオスはまさかの性格陽気（素早さ↑　特攻↓）、しかも何気に他に使い道もないのに勿体ないほどの良個体だと思います（ＨＤＢＳがＶで、Ａが２６ぐらい　Ｃが３０）、
攻撃はちょっと妥協しました、しかし実数地で２，３しか変わらず÷2なのでそれほど影響はないかなと思いました。
当初の考えではこの2体先発を先発させていましたがその考えは甘く思った以上に余裕がなかったです、なのでラティオスは最後に登場させて他のサポートでツボツボを強化していき後半に勝負を仕掛けていくという形になりました。パワーシェアをするまでは攻撃は期待できないのでまとわりつくで拘束＋ダメージでターンを費やします、防御振りをしているので特防が少し心もとなかったので虫の抵抗で弱らせたりもしていましたが最終的にねむカゴに落ち着きました、鬼火や熱湯も多いので一応物理アタッカーなので回復できるのは良いことです。岩雪崩はパワーシェア後でも火力不足なのでエッジに、ジャイロはツボツボの素早さなら相手によって火力もあり外れないので採用（性格のんきの方がいいですね）、タイプ一致でも虫技はむしくいぐらいなので不採用でした、候補に鋼に通る地震もありかもしれません。

ラティオスはパワーシェア後は癒しの波動か置き土産のだいたい2択です、自身は瀕しになりますがツボツボの特性あまのじゃくによりの足りない火力の強化もできます（もちろん普通に相手に使うのもあり）。攻撃技を入れないどころかツボツボ強化のための捨て駒に等しいというまさに準伝・メガ枠の無駄遣い！

次はサポートの紹介です

バンギラスＨＳおくびょう＠こだわりスカーフ｜バークアウト　いやなおと　だいもんじ　10万ボルト
ゴチルゼルＨＢずぶとい＠メンタルハーブ｜くすぐる　うそなき　癒しの波動　トリックルーム
　　　　　　　　　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　　　ナモの実　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マジックコート
ママンボウＤＢおだやか＠オボンの実｜癒しの波動　ワイドカード　熱湯　しんぴのまもり
　　　　　　　　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　メンタルハーブ　　　　　　　　　　　　くすぐる　マジックコート
ヤドキングＨＤなまいき＠ナモの実｜癒しの波動　トリックルーム　大文字　サイコキネシス

まずバンギラスは特性での砂まきです、砂嵐で岩タイプは特防ＵＰなのでツボツボも恩恵を受けれます。そして最速スカーフからのいやなおとで防御の強化（命中が８５と微妙なのでその辺は注意）、バークアウトで相手の特攻ダウンからのツボツボのまとわりつくで拘束したりと相性は良いです、さらにそこから影ふみゴチルゼルに繫いだりもできます。相手に特性の天候始動要因がいる時はそいつをまとわりつくで縛ってから後出しとかも決まりやすいです
使う機会は少ないですが大文字と１０万ボルトは４倍弱点へのピンポイントですがナットレイにハッサム、ギャラドスなど苦手な相手は多いです。

ゴチルゼルはくすぐるにうそなきとツボツボの強化要因、使う機会は少な目ですが癒しの波動も両立できるのも貴重です。相手を見てですがくすぐるで攻撃力を上げておかないと最終的に火力不足に陥るので注意です。

ママンボウは当初流用でしたがくすぐるの遺伝のために最近育て直したりもしました、ツボツボの特防を強化できる技がないので選出ではその辺は考慮しましよう。ツボツボは眠るもあるので運が良ければ特性癒しの心で回復もできたりもします。

ヤドキングはトリル要因だったのですが、当初は最初にパワーシェアをして戦う構想だったのですがそれが無理と分かり、ラティオスにスカーフバンギも居てトリルとの相性の悪さが問題になりました。トリル下なら岩雪崩でひるみも狙えて相性も良いと思ったのですがツボツボを強化するすべもなく火力不足になったりと完全に構想ミスでした。
その後トリルがダメと分かりヤドキングの代わりに新たに投入したのがこいつです

エルフーンＨＳおくびょう＠きあいのタスキ｜くすぐる　うそなき　がむしゃら　挑発

やっぱり頼りになるいたずらごころ。猫だましや自身のバンギでタスキがつぶれたりとその辺は注意が必要ですが、条件さえ良ければ先制でツボツボを強化できるので非常に有能です。しかしＨに振っていても耐久は心もとなく２ターン以上の生存は稀なのは辛い所です。

正直に言うと微妙です、おそらく今までで一番勝率も低い思います。レートはなんと１３００ぐらい、もっと下がりそうでもあります。
挑発で詰まないツボツボをコンセプトに考え、実際に挑発はあまり痛手になりませんでしたが、レートが下がるほど挑発の使用率も下がりあまり恩恵は受けられなかったです。それより眠るタイミングを間違えたりと弱点などを受けきれず押し切られて敗北が多かったです。あと特性があまのじゃくなので威嚇が結構おいしいのですが、こちらも当初想定していたランドロスがレート下がるといなくなりこちらも発動機会が少なく感じました。しかし攻撃が上がってもパワーシェア前では大したダメージにならず警戒されないのでその点は微妙に良い点ではあると言えます。

羊毛でも何度か作っている通りツボツボが好きで対戦でもまだ紹介できてないだけで組み込んでる戦術はいくつかあります、しかしどれもサポートがメインで本当の意味で活躍はさせてあげられていなかったので今回の戦術を考えるに至りました。ツボツボだってやればできる子、タイプ一致のエッジはなかなか強力でパワーシェア後は相手をなぎ倒していくこともできるのです。実際には１度ギルガルドもエッジで突破しました（微ダメージブレードフォルム時でこちらは攻撃５段階ＵＰ）、回復耐久型を突破することだってできることもありました。レートは上げれず成功とはいえないのかもしれませんがツボツボの可能性を引き出すことはできたと思うので満足はしています。

ツボツボは防御や攻撃変化などサポートも豊富で非常にロマンのあるポケモンだと思っています、挑発や鋼タイプには注意ですが是非使ってみてください。そうでなくても自分の好きなポケモンを無理やりにでも最大限に活躍させるというのは面白いですよ＾＾